アカルイミライ

シンプルだけど、自分らしいスタイルがあるミニマルな暮らしを目指して…体調管理のため、ランニングもしてます。

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奈良に3年住んでみて・・・

今週のお題「僕の住む街・私の地元」

大阪から奈良に移り住んで3年になる。そんな中で感じたことを素直に書いてみようかと思う。

  1. 歴史的な遺産の宝庫

    歴史的な遺産と言えば、「奈良も多いけど、やっぱり京都がダントツでしょ!」というイメージが強いと思うけど、実際には、奈良も負けていない。2013年における、世界遺産の数を調べてみると、なんと京都16個に対して、奈良17個ということで、奈良の方が多いのである。まぁ、重要文化財の総数としては、京都の方が多いのだけども、やはり古都・奈良ここにありという感じだ。

    では、なぜ京都のイメージがこれほど強いのか。それは、ずばり「密度の差」だと思う。京都は、あの小さいなエリアに、ものすごい密度で文化財が存在している。一方、奈良は、かなり広範囲にばらけているため、どうしても印象が薄くなる。しかし、これが奈良の遺産の良さだと思っている。東大寺春日大社法隆寺吉野山など、どこもとにかくゆったりして、京都にはない雄大さおおらかさを感じることができる。これは、やはり奈良の大きな魅力だと思う。

  2. 地味である

    奈良のイメージを聞けば、「田舎、地味、あとは奈良公園の鹿」ってのが多くの場合だと思う。オイラも全くその通りだったし、今もその印象はそれほど変わらない。けど、それがいいのだ。若いうちは、都会のアーバンライフに憧れるのが当たり前だ。可愛い女の子と、オシャレなカフェでお茶したり、センスの良い飲み屋でお酒を楽しむのとても楽しい。しかし、家庭を持ち、子供が出来たりすれば、状況は変わると思う。豊かな緑、比較的土地が安いことによる恵まれた住環境、難波、本町等のビジネス街へのアクセスの良さなど、戸建て住宅派の30代からの人達に是非、お勧めしたい街だと思う。

  3. 野菜がうまい!

    地味に嬉しいのが、野菜が美味しいということ。大和野菜が有名だが、スーパーに行けば、地場野菜が溢れ、そのどれもが新鮮で美味しい。

  4. 奈良にうまいものあり!

    奈良は野菜だけじゃない。志賀直哉の「奈良にうまいものなし」という言葉が有名だが、実際には、奈良には結構おいしいレストランがある。ミシュランを見てみても、2014は3店減ってしまったが、それでも19店が掲載されている。

  5. 品が良い

    高齢な方々多いことも影響しているかもしれないけど、奈良に住む人達は、上品な人たちが多いと思う。社会人になってから関西に来たオイラとしては、大阪人の感性には時々ついていけない時があるのだけど、奈良ではそんなことはなく自分のペースでゆったり生活することができる。

取り留めもなく、思いつくことを書いてみたが、オイラの奈良に対するイメージはこんなところだ。まだまだ、日が浅く奈良の魅力の一部しか分かっていないが、これからじっくり、この土地を味わっていきたいと思う。